(もぐらづかからやまをつくるな)
ものごとを大袈裟に言うことの喩えをいいます。
ものごとを無闇に荒立てること。針小棒大ともいいますね。
何か話をするときに、やっぱり規模が小さいよりは大きい方がいいですよね。
何の変哲もない話じゃ聞いてる方も楽しくありませんし、盛り上がりませんよね。
だからちょっとばかし大げさに話したところで、その人に罪はないと思うんですよ。
ほら、嘘も方便というじゃないですか。ちょっと意味違いますか。
ところで、日本で最も物事を大げさに表現するのは大阪人だそうです。
いえ、ちゃんと統計とったのか知りませんけど確かにそんな気はします。
何かのテレビ番組でもそんな話題をやっていたような記憶がありますし。
実際関西弁には程度表現が他に比べて豊富にあるそうです。
「とても」で済むところを「死ぬほど」と言ったり、発想が飛躍気味なのも特徴です。
かく言う僕の身体にも父の大阪人の血が半分流れてます。
母は岡山人なので僕は大阪人と岡山人のハーフということになります。
だから大阪人か岡山人以外と結婚して子供が生まれたら
クウォーターになるのでムチャムチャ可愛いと思うよ!
と友人に主張したところ、「それが大袈裟だっていうんだよアホ」
と納得のいくツッコミを入れられてしまいました。
なるほど確かに。
「土竜塚から山を作るな」
この言葉の意味を「言葉」でなく「心」で理解できたような気がしました。
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